今回は、プロパンタンクを使用した自作廃油ストーブの燃焼室の作成をします。使用した工具や方法なども紹介します。
廃油ストーブの燃焼室作成に使用した材料

- プロパンタンク
- 煙突
- 水道用継手
- 耐熱液体ガスケット
- 蝶番
- 留め金具
- ボルトナット
- 口つきの空き缶
廃油ストーブ本体の切断と穴あけ


ヤフオクにて1600円で購入したプロパンのガスを抜き、サンダーを使用して切断していきます。最後には溶接で塞いでしまうのでまっすぐ切れなくても大丈夫です。上の画像は、実験用で蝶番がついていますが、後で外してしまうのでつけなくても構いません。
切断用サンダーの刃はレヂトンさんの「金の卵」がおすすめです。
次に、角パイプの吸気ノズル差し込み用の穴を上部に50mm×50mmで作成します。吸気ノズルを単管パイプで作成する場合は、上の画像のようにホールソーを使用して穴あけを行って下さい。どちらも作成しましたが、角パイプの方が簡単に作成できます。
廃油ノズルの作成と取り付け



コンプレッサーオイルの缶をカットしてブッシングをねじ込み、液体ガスケットで固定しておきます。次に、水道用のパイプ(1/2インチ)を組み合わせて下部に開けた穴に隔壁継手を利用して取り付けます。間違って開けてしまった穴がありますが、お気になさらず。
隔壁継手とは?
煙突の取り付け
切断と穴あけ


まずは、持ち手を切断。上部に煙突より一回り小さい穴を開けていきます。大きなホールソーがないので私は気合で開けました(笑)。
加工


等間隔で切断、折り曲げ、取り付けボルト用の穴あけ加工を行います。
利用する環境に合わせて直線の物も使用可能です。
廃油ストーブ本体に取り付け

先ほど開けた穴に合わせて燃焼室側にも穴をあけ、ボルトとナットで取り付けます。
細かな調整
メンテナンスホールと吸気ノズル穴の調整


お好きな箇所に着火用のメンテナンスホールを作成してください。また、先ほど開けた穴のままではノズルの取り付けが難しそうだったので、穴を拡張しておきました。
メンテナンスホールの留め金具の取り付けは低頭ナットを使用してください。
これにて燃焼室は完成です。次は吸気ノズルの作成に続きます。



コメント
うぽつ
ども